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ネットショップ支援会社に勤める会社員がWebマーケティングを中心に書いていきます。

コンテンツマーケティングは全てのネットショップに必要か

      2016/05/29

content_marketing

「今時のネットショップといえばコンテンツマーケティング!」

ネットショップ運営者であれば誰しもが一度は気になるのが、
この『コンテンツマーケティング』です。

確かに、googleで調べると北欧、暮らしの道具店や、石けん百貨のような成功事例を見かける事も多いです。

私自身も、このコンテンツマーケティングを用いてネットショップの改善に携わる事があります。
もちろん、集客やネットショップのファン作りといった点で、コンテンツマーケティングは絶大な効果を発揮します。
しかし、果たして全てのネットショップがコンテンツマーケティングと相性が良いのでしょうか。
まずはじめに簡単にですが、コンテンツマーケティングについておさらいしてみましょう。
コンテンツマーケティングの詳しい話については、CONTENT MARKETING LABというサイトが非常に勉強になります。
こちらによると、コンテンツマーケティングとは以下のようなものだと説明されています。

コンテンツマーケティングとは、顧客が必要とする情報を理解し、それを適切にコンテンツとして提供することで、購買につながる行動を引き起こす手法ということになる。

http://contentmarketinglab.jp/content-marketing/what.html

つまり、ネットショップをメディア化し、情報発信を行っていくという事だと私は考えています。

さて、このコンテンツマーケティングですが、冒頭で触れたように下記のようなメリットがあります。

コンテンツマーケティングのメリット

①集客力の向上

コンテンツ(記事)が増えれば増えるほど、ネットショップの入口 (LP)が増えるわけですから、その分だけ集客力が増します。一般的には、1記事につき月間10UU増えると考えられています。もちろん、とても作り込んであったり、バズったりするような記事はさらにUUが増えます。

②ファンの増加

ネットショップの訪問者にとって気に入るような記事を書き続ければ、その訪問者はまたそのネットショップを訪れます。つまり、取り扱っている商材以外の部分でも固定客を増やす事が可能です。最も、その為にはターゲットを明確にする必要が有ります。

③SEO対策

集客力の向上と被りますが、現在ドメインの検索エンジンにおける強さを判断する指標の一つとしてインデックス数(ページ数)が挙げられます。どうしてもネットショップであればインデックスが商品数に左右されてしまう事が多いですが、コンテンツ(記事)を増やす事で、商品数の少なさをカバーする事ができます。

こう見ると、顧客を増やすという事であれば、コンテンツマーケティングは非常に有効であると思います。
しかし、コンテンツマーケティングには下記のようなデメリットがあります。

コンテンツマーケティングのデメリット

①購買率(CVR)の低下

当然ながら、コンテンツ(記事)が増えると商品の購買よりも、コンテンツ目当てで流入する訪問者が増加します。その結果として、購買率(CVR)は低下します。

②コストの増加

コンテンツ(記事)を製作する事はとても労力のかかる仕事です。ターゲットを定めたり、キーワードを決めたり、取材したりと必要な作業が増えます。仮にその労力を外注すると今度は費用がかかってきます。

③炎上リスク

何か情報を発信するという事は、その情報の受け手に対して、受け手ごとに別々の印象を与えるという事です。それが例えば誤った情報であったり、賛否が分かれるものであったりすると、中傷されるなどの炎上するリスクがあります。

上記、ここまでコンテンツマーケティングのメリットデメリットを振り返ってみました。
これらを基に考えると、全てのネットショップにコンテンツマーケティングが必要というわけではないと思います。

そもそも、ネットショップにはコンテンツマーケティングよりも優先する事があります。
特にあまりネットショップに投資できる時間であったり予算がない場合は、なおさらです。
コンテンツを製作している時間があるなら、キーワード設定を見直したり、商品を登録したり、その写真を撮ったり、商品説明文を書いたりなど、そちらを行った方が、ネットショップの売上に貢献するでしょう。

まずは、顧客層を広げるよりも、お店作りに手を入れ1つの明確なターゲットに向けてアプローチする方が短期的には効果が出やすいです。
何よりもコンテンツマーケティングは他と比べて短期的には結果が出にくいですし、先行投資が必要です。コツコツと積み重ねて中長期的に効果を発揮するものです。

だからこそ、ただ勢いや流行でコンテンツマーケティングを始めず、あなたのショップのステージを見極めて計画的に運営していきましょう。

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